2019年3月23日

平成30年度卒業式

よしだです。

3月20日,広島国際会議場にて平成最後となる卒業式が執り行われました。

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全体の式の後は,社会臨床心理学科の学位記授与式です。

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その後,会場をオリエンタルホテルに移して,卒業パーティーです。
写真がほしい人は吉田までメールをくださいね。

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準備と当日の進行にあたってくれた在校生スタッフのみなさん。どうもありがとうございました。

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4年生を送り出す一方で,2・3年生は春休み中もいろいろな活動を行っています。

下は,先週末に広島市総合福祉センター(BIG FRONTひろしま)で行った高次脳機能障害を負った方たちの自助グループ「満咲(まんさく)」の講演会とセミナー。

高次脳機能障害は,脳の外傷などによって,記憶をしたり,手順に従って作業をしたり,適切に感情表現をしたりなどが困難になる障害です。外見上は障害があるように見えない方も多く,ご自身も障害への自覚をもちにくいことから,しばしば「見えない障害」と言われます。

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満咲のメンバーのひとりIくんは,関東の大学に在学中のときバイクで交通事故に会い,命はとりとめたものの高次脳機能障害を負ってしまいました。

彼はその後,比治山大学に入学して私のゼミで大学院まで進学して,現在は市立の病院で働いています。
障害のために在学中はいろいろと苦労したIくんでした。卒業式で,彼を送り出した日のことは,今も忘れません。

この会の企画者であり満咲世話人の長崎県立大学の橋本優花里先生から依頼を受けて,Iくんも話題提供してくれるそうだし,私たちのゼミもバックアップしようとゼミ生たちと会の運営ボランティアを買って出ました。

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障害をもつ当事者の方による当事者とご家族,支援者のための講演会で,当事者の方たちがいろいろと話題提供されるのですが,気さくな皆さんの楽しいやり取りの中にもさまざまな高次脳機能障害の症状が現れます。それを受け入れながら,自分には「何ができて」「何ができない」のかを気づき,把握していく過程がこの障害のリハビリには不可欠なのです。

でも,これって,得意・不得意をもつ我々人間全般に言えることですよね。我々も自分を知ることが大事。自分を知ってこそ,いろいろなことにチャレンジできるのです。

今回参加したゼミ生たちも,単にボランティアをしたというだけでなく,障害をもつ当事者の方たちから学ぶ貴重な経験となったようでした。

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3月下旬の卒業式から4月上旬の入学式までの間,キャンパスにも春がやってきます。

今日,キャンパスの桜はまだつぼみのようでしたが,10号館前の坂の桜には4つ5つ花が咲きはじめていました。

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この坂を上ってやってくる新入生の姿に期待をよせながら,これから本格的に新年度を迎える準備が始まります。

新年度もどうぞよろしくお願いします。

(吉田弘司)

2019年3月16日

AOスタートアップ

佐藤です。
連投失礼いたします。
3月は行事がたくさんあるので,みなさんにお伝えしたいこともたくさんあります。

3月15日に「AOスタートアップ」が行われました。
AOスタートアップとは,AO入試で合格した入学予定者を対象に,入学後順調なスタートを送れることを目指した「入学前のプログラム」です。
今回は,数回あるスタートアッププログラムのうち,最後のプログラムでした。
午後は,我らが社会臨床心理学科の学科フェローがすべての進行を担ってくれました。
さまざまな活動をしてくれたので,それぞれ紹介したいと思います。

ちなみにこれは,新入生を待ち構えるフェローたち。少し緊張の面持ちです。

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■■■■■■■■「バースデイリング」■■■■■■■■
最初のプログラムがこれです。みんな不思議な動きをしています。

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これは「バースデイリング」というワークです。
一切言葉を使わずに,そして,指も使わずに,身振りで自分の誕生日を伝えていき,最終的には誕生日順に輪を作るというものです。
最後は,こんな感じで綺麗に輪になることができました。

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■■■■■■■■「他者紹介」■■■■■■■■
次は「他者紹介」というワークです。
新入生とフェローは6つのグループに別れ,机で向かいになった人とペアになり,ペアになった相手の名前や出身,好きなものなどを聞いて,紙に書いていきます。
その後,グループのメンバーに,自分ではなく,ペアになった人(他者)を紹介します。

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■■■■■■■■「言葉の絵画」■■■■■■■■
最後は,「言葉の絵画」です。
このワークは,グループの中でペアを作って行います。
ペアの片方の人は絵が書かれた紙を渡され,もう片方の人に,絵の特徴を「言葉の説明だけで」伝えていきます。
ペアの片方の人は,その説明を受けて,ときおり質問をしながら,絵を描いていきます。
ペアの間には,正確な情報の伝達が必要とされます。

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さて,このワーク,例年たくさんの迷...いや,名作が登場するワークです。

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最後に,フェローと新入生が一緒に集合写真を撮りました。
打ち解けた様子が伝わってきますね。

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新入生のみなさんも,フェローのみなさんも本当によく頑張りました。
フェローのみなさんは,新2年生から新4年生まで,それぞれの学年の役割を全うし,素晴らしい運営をしてくれたと思います。
新入生のみなさんが,新年度少しでも良いスタートが切れることを願っています。

(佐藤友哉)

2019年3月14日

フェロー研修

佐藤です。
3月中旬となり,広島は春らしい陽気となってきました。
暖かくて過ごしやすい日が増えてきて嬉しいと同時に,花粉症もひどくなってきてしまい,私は複雑な日々を過ごしております。

さて,3月8日に,学科の行事を教員と一緒にやってくれる学科フェローの学生たちの研修会がありました。

このブログでも学科フェローの学生たちの活躍は度々紹介してきましたが,
この春も学科フェローの学生たちは,さまざまなことを頑張ってくれています。
直近では今週にAO入試合格者のスタートアッププログラムがあり,4月には新入生セミナーで新入生と一緒に行う活動を運営してくれます。

今回の研修会では,これらの活動の予行練習やプログラムの修正を行いました。

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新入生のみなさんを迎え入れる準備に余念がありません。
どんな内容かって?それは秘密です。新入生のみなさん,お楽しみに!

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ガッツリと準備を頑張った後は,フェロー同士の親睦を深める意味も兼ねて,アリーナでドッジボール,バレーボールなどで身体を動かしました。
最初のドッジボールが想定以上に白熱し(なかなか決着がつかず),みんな疲れ果てていました。

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3月は卒業式や入学式などイベントが目白押しです。
来年度新入生のみなさんは,期待と不安でドキドキしている時期かもしれません。
学科フェローの学生も新入生のみなさんが充実したスタートを送ってもらえるよう頑張っております。楽しみにしていてくださいね。

(佐藤友哉)

2019年2月 1日

卒論発表会をおえて

知覚・認知心理学(実験心理学)のよしだです。

今週月曜には,学科の卒論発表会が行われました。

学生会館である10号館の1階ホールをお借りしてのポスター発表も,私たち社会臨床心理学科の定番の風景になりつつあります。
今年度は学科教員が14名と大幅に増えましたので,先生が発表を聞きにくる機会も増えたから,学生も本気モードでの説明に汗を流します(冷や汗かな? ^^;)。

私もたくさんの発表を聞かせてもらいましたが,中間発表時に比べると,説明が上手になっていてとても感心しましたよ。この日に向けてたくさん練習したのですね。

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前半と後半のセッションの切れ目には,ちょうど雨もあがって,きれいな虹がかかっていました。

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悲喜こもごもの年末年始を過ごした4年生たちですが,4年間の教育・研究活動の集大成として,満足のいく発表はできましたでしょうか。

集合写真の笑顔に充実感があふれています。
みなさん,本当にお疲れさまでした。

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私のゼミの4年生たちもご覧の笑顔ですよ(よしだの「Y」を作ってます ^^)。

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「吉田ゼミの人たちって,いつも本当に楽しそうですね。」

いいのか悪いのかわからないけど,なぜかそう言われるうちのゼミ生たち。
私のゼミは年間60日くらいは学外の施設などに活動に出るので,一緒にいる時間が他のゼミより長いからでしょうか,私は何も努力していないのに,全員仲がいいのは間違いない。

でも,今年のゼミの卒論生に,私は特別な思いがあります。

9人のゼミ生。仲がいいのに...全員が揃うことがない。

ここからは,とても個人的な文章になりますが,ご容赦ください。

たとえば文学のように,書くことによって生を得るものがあります。だから書こうと思いました。

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昨年のちょうどこの頃,私たちは大切なゼミの仲間(Aさんとさせてください)を交通事故で亡くしました。信じられない出来事。信じたくもなかった。

いつも私たちが施設に行くのに通い慣れた道路。Aさんとも一緒に通った道路なのに,夜,散歩で横断中に帰らぬ人になってしまったのです。

春休みに入った後のある日のメール。
「卒論と就活について相談したいのでお時間をとっていただけますか?」
東京に行くというので,それから戻った週の金曜午後に会おうという約束だったのに,広島に帰ったばかりの夜に事故にあった。


ゼミで集まるいつもの部屋。Aさんが座っていた席だけ空いている。本当にやるせなかった。みんなも同じ気持ち。


下の写真は,昨年5月の卒論構想発表会での発表資料。
資料の上部には,「〇〇ゼミ1」というようにゼミ名と連番を入れる決まりになっているのですが,私のゼミは,そこにAさんの名前の一部を記号にした小さな印を入れて追悼しました。
「Aさんが見たらわかるよね。」
吉田ゼミのすべての研究にあなたが共同研究者として一緒にいる。みんながあなたを忘れていない。という意味と気持ちを込めた。

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発表会で配布された資料に入った小さな印に,たぶん気づいた人もいないでしょう。あるいは,気づいても文字化け程度にしか見えなかったと思います。

でも,僕らにはくっきりと見える,大切な「思い」の入った印。


本当に大切なものは,けっして目には写らない。ひとりひとりの心の中にこそ写るのです。


Aさんが座るべき席は空席のまま1年経ったけど,ゼミ生といつも作業をしている実験室1の片付かないテーブルの上に居座っている「おでん缶」に気づいた人はいるかもしれません。

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「秋葉原では自動販売機でおでんを売ってるんだってよ。最近,流行ってるみたい。おいしいんかねぇ~。」
ネットのニュースを見ながらおしゃべりをした。亡くなった後,これお土産なんですがと,お母様から手渡していただきました。

ゼミ生たちが勉強したり,だべったり,内定取れなくて泣いたり,内定取れてお祝いしたり,いつもみんなが出入りする部屋で,仲間を静かに見つめ続けてきたおでん缶。
これも,この1年間,私にとってはとても大切な存在でした。

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学科の先生方にお願いして,卒論要旨集の吉田ゼミのページにも,あの小さな印を入れさせていただけることになりました。

学科の掲示板の横には,社会臨床心理学科が始まって以来のすべての卒論要旨が冊子になって置いてあります。

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春には,入学したばかりの1年生が,期待と好奇心いっぱいの眼差しで読んでいる。
夏には,いよいよ卒論テーマを決めようかという3年生が,ゼミの歴史を学んでいる。
秋には,どのゼミに行こうかと悩む2年生が,ゼミ選択の材料として参考にしている。
冬には,卒論を書いた4年生が,自分の要旨をまとめようと,先輩たちにスキルを教えてもらっている。

年を経るごとに,少しずつ手あかで汚れていく要旨集の冊子を,とても頼もしく見ています。


いつか,私たちの小さな印に気づく人もいるかもしれません。

「なんでこの年の吉田ゼミだけ,こんな印がついているんですか?」


さて,私がどう答えるかはわからないけど,確実に言えること...その時,私の心の中にいるAさんに明かりが灯る。


「悠久不滅の生命」
比治山大学の理念に含まれるこの言葉。こんなことなのかもしれません。


人はお互いがかかわり合いながら生きている。だから,その存在はその内だけに留まらない。


4年生のみんなは,今,大学の内でなすべきことをおえました。これからは外に目を向けて自分の世界を広げていってほしい。

ご活躍をお祈りしています。

(吉田弘司)

2019年1月18日

「働く」ということ

明けましておめでとうございます。知覚・認知心理学(実験心理学)のよしだです。
今年もよろしくお願いします。

年が明け,キャンパスにも学生が戻ってきて2週間が経ちました(今年は曜日の関係で,なんと1/4に授業スタートだったのですよ!)。


社会臨床心理学科では,早いうちから将来の方向性を考えてもらおうと,1・2年生の授業で先輩や卒業生に話をしてもらう会を開いています。


1/11(木)には,社会の現場で働いている卒業生を招いて,学生時代の話,どうやって今の仕事を考えるようになったのか,それを実現するためにどのような努力をしたのか,実際に働いてみてどうなのか...など,活きた話をしてもらいました。


日本基準寝具(株)エコール事業部で福祉・介護用品を扱う仕事をしている奥田さんは,病院や施設はもちろんのこと,お年寄りのご自宅に出張して仕事をすることも多く,感謝される仕事のおもしろさを語ってくれました。

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広島市消防局に勤務する前田さんは,2014年に多くの人命が失われた広島豪雨災害のとき,ボランティアとして復旧作業に参加したときの体験を通して消防士になる決意を固めました。

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大学院に進学した後,広島大学病院のエイズ医療対策室で臨床心理士として勤務する杉本さん。学部生時代から院生時代,そして現在と,自分の内面の変化についても触れながら,さすが心理専門職らしいすばらしい話をしてくれました。

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学生たちにとってもいい刺激になったようで,1年生たちが積極的に質問する姿が印象的でした。

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1/18(木)には,卒論発表会準備で忙しい中,今度は4年生が後輩のために,就職活動の話をしてくれました。


プラスチックパレットなどの物流資材メーカーへの就職を決めた畑山さんは,第1希望にしていた会社の内定を逃したのを機会に,見違えるように積極的な就職活動を見せてたくさんの内定を勝ち取りました。凹んでも構わない,逆境は人を成長させてくれる一番のチャンスだ! ということを聞いていて感じました。

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ギフトや記念品等を中心とした総合商社に就職する福本さんは,心理学を勉強したからこそ,人と人の繋がりをサポートするこの仕事に興味をもって決定したとのことでした。ゼミの先生のサポートから,学内のいろいろな資格講座,学外のハローワーク等まで,周りにあるたくさんのサポート資源を有効に使いながらの就職活動をされていて,とても感心しました。

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市役所に内定した瀬戸くん。いつも通学中に見ている広島駅前が再開発でどんどん変わる姿を見て,幅広い分野の仕事ができる市職員に興味をもつようになったとのこと。その志を遂げるためにスイッチを切り替えてがんばった話は,後輩たちにも大きな刺激になったようでした。

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私は学科の広報を担当しているので高校生と接することも多いのですが,「心理学」といえば「カウンセラー」しか思いつかない人が多いように思います。


でも実際には,「心理学」という学問は,人がかかわるすべての活動が対象となる,非常に幅の広い研究領域をもつ学問なのです。
ですから,「心理学」を学ぶ中で身につけた知識やスキルは,社会のいろいろなところで役立ちます。

人を相手にしない仕事はありません。だから「働く」ということは「人とかかわる」こと。
卒業生たち,4年生たちの話を聞いて,彼らひとりひとりの中で心理学が息づいているのを感じてとてもうれしく思いました。


さて,明日からいよいよセンター試験が始まります。大学のキャンパスも今日はその準備で大忙し。


若者のサポーターとして,私たちも応援しています。
受験生のみなさんの健闘をお祈りします!

(吉田弘司)


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【追記】

11月のこのブログで,私のゼミ生たちの学会活動をご紹介いたしました。
そこに学生たちの研究発表の題目をご紹介しましたが,その中に挙げていない研究がありました。それは,私が発表した研究。

たとえば,「バーチャルリアリティ空間における月の錯視」という研究。
これは,今はもう卒業して,益田赤十字病院で働く岡﨑愛美さんと,眼鏡屋さんの(株)21で働く古山ちあきさんが昨年度に行った卒論研究なのです。
「知覚の研究がしたい!」という二人と一緒にやった研究の成果を,そのまま眠らせておくのももったいないので,この研究は,私が許可を得て謝辞に学生たちの名前を入れて日本心理学会(2018/9/25~27,仙台国際センター)で発表しました。

有名大学の研究者仲間や大学院生たちに紹介して,「すごい!」「おもしろい!」と言わせておいて,「おもしろいでしょ? これ,うちの卒論... (:-P)」と言って楽しむのが,今の私の趣味のようなもの。

「月の錯視」とは,地平線近くの月が大きく見える錯覚現象なのですが,この錯視は写真に撮るとなぜか消えてしまう。
これを研究しようと決めたのは,消防士を目指すことになった前田くんと同じ,2014年に起こった広島豪雨災害のとき。災害現場に行くと,とんでもなく大きな災害が起きたことが身体で感じられるのに,それが写真では伝わらない。なぜだろう,どうしたらこの災害の危険性を伝えられるのだろう...と考えて学生たちと研究を始めたところ,VR(仮想現実)の技術を使えばその大きさを伝えられることがわかりましたので,それを発表したのです。

災害現場を目にしたとき,人間だからその心を通して感じることがある。それをきっかけに消防士を目指す若者もいる。私たちは,現場を共感できる仕組みを作れないかと考えた。


そしたらなんとまぁ,昨日,日本心理学会から手紙が届いていて,優秀発表賞をいただいたのですよ (^o^)。

学会の発表賞なんてどちらかといえば若手の研究者のためのもので,私のようなおじさん研究者はむしろ学会役員として審査側に回ることが多いのですが,今年度の日本心理学会では3日間で1000件を超えるすべての研究発表を審査対象にしたとのことで,それで引っかかっちゃったらしい。

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早速,卒業生に伝えたら大喜び。
「また大学に行きます!」,「また遊びにおいで!」

卒業した後も,何かとこんなふうに学生たちとつながっているのが,うちの特徴かな?

大学で「働く」私にとっては,とても大切な,かけがえのない財産です。感謝。

(吉田弘司)

2018年12月22日

近況報告

実験心理学(知覚・認知心理学)のよしだです。
学科の広報委員として,このブログにも何か書かなきゃと思っているうちに,なんと気づけば今年も終わりに近づいてきました (>_<)。


下の写真は,キャンパスの秋をお伝えしようと休みの日に撮っておいた写真。大学のある牛田キャンパスの紅葉はとても美しいのですよ。

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なのに,忙しくしていて...タイミングを失いました...時の流れは速いものですねぇ (^^;)。


この時の流れの速さを感じているのは,どうも私だけではないみたい。

最近,ゼミの4年生と話していると,彼らの口から必ず出る言葉,「もう4年経っちゃったんですね...はやいなぁ~。」
ゼミの3年生たちも...「もう来年は4年生になるんかぁ~。」

1・2年生よりちょっとだけ先を走っている3・4年生ですが,大学生としてのキャリアは倍くらいはもっているわけで,毎週のように学外の施設に出かけて活動している私にとっては,欠かせない頼れる存在です。


そんな彼らが,後輩たちのために体験談を話す会が,1年次の「初年次セミナー」と2年次の「社会臨床心理学」の時間を利用して行われました。

今週行われたのはインターンシップの報告会。年明けには就職活動の報告会や,卒業生を招いての会も行われます。


インターンシップ参加の体験談を報告してくれたのはこの人たち。

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3年の岡さん・眞野さんは,社会福祉法人でのインターンシップについて紹介してくれました。
実習中,私も法人施設を訪問させていただいたのですが,80年近くの伝統をもつ社会福祉法人で,障害児者や高齢者,母子生活支援など,行政とも連携した福祉の取り組みをされているすばらしい施設でした。

5日間の実習中は施設に宿泊して帰宅できないため,最初は不安そうな学生たちでしたが,最終日に話した電話では「まだやりたい~!」と言っていたのが印象的でした。

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4年の大畑さんは,昨年行った民間企業へのインターンシップが,その後の内定にもつながったことを話してくれました。
大畑さんの実習先企業は,グループ内に人材育成の部門をもっており,そのノウハウを活かした充実した実習プログラムとなっているところが特徴的でした。

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外に一歩出ることで,学内では得られない経験ができる。

1・2年生にも,ぜひ積極的に外に出かけてほしいなと思います。


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外に出かけるといえば,地域のいろいろなところでいろいろな活動を行っている私たちですので,学生たちの最近の様子を写真で紹介しましょう。


これは,今月行われた広島市心身障害者福祉センターの文化祭にボランティアとして参加している学生たちの一部です。彼らはボランティアサークル「ひよこ」の部員でもあります。
センターの方から,「とてもはきはきして元気で気持ちのいい学生さんですね」との感想をいただきました。とてもうれしいことです。

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以下は,戸坂福祉センターで行っている子ども食堂「らくらく広場」(今週はクリスマス会でした)での学生たちの様子。

子どもたちのために,カレーを作っています。↓

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クリスマス会の準備をしています。↓

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サンタになった学生。↓

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ツリーになった学生。↓

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ビンゴ大会で盛り上がりました。↓

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きつつき共同作業所,神田山長生園,福寿苑,桜が丘愛育園と一緒に運営する子ども食堂「らくらく広場」も3年目を終えて,来年は4年目に入ります。

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以上,地域とかかわりながら,地域で育てられ,地域に貢献する学生たちの様子をご紹介いたしました。


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今月から,私のゼミにも新しく10名の2年生が加わりました。
院生1名,4年生9名,3年生10名,2年生10名と,総勢30名にもなる大所帯になっちゃいましたが,ひとりひとりの顔と個性が見えて,ひとりひとりが自身の可能性を発揮できるゼミでありたいと思っています。

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年末を控え,皆さまにおかれましてはまだまだお忙しいことと存じますが,ご自愛のほどを。

どうぞ良い年をお迎えください。

(吉田弘司)

2018年11月15日

研究の秋

実験心理学(知覚・認知心理学)のよしだです。

「読書の秋」,「スポーツの秋」,「芸術の秋」,「食欲の秋」...と,さまざまな表現が似合うこの季節は,我々にとって「研究の秋」でもあります。

私はいつも実験室で仕事をしているのですが,学生の利用が増えるのもこの時期。学部生は卒論研究に,大学院生は修論研究に勤しんでいます。

そんな中,先月末には卒業論文の中間発表会を行いましたので,今日はその様子をお送りしましょう。

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中間発表会はポスター発表形式で行われます。
その会場となるのは学生会館の1階ロビー。人通りの多い場所ですが,社会臨床心理学科の研究活動を他学部・他学科の学生・教員にも広く見ていただくにはいい場所かなと思います。
今年も2年生の姿がちらほら見えて,とてもうれしく思いました。

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秋は全国各地で学会も盛んに開かれています。

先月,東広島市市民文化センターで行われた中国四国心理学会では,学部生の研究発表も受け付けてもらえるので,私のゼミの4年生はそこで発表を行いました。
今年大学院に進学した院生は,日本最大規模の学術会議である日本心理学会(仙台国際センター)の方で,昨年度実施した卒論研究の成果を発表。


これら学生の研究発表は以下のようなものなのですが,どの研究も認知心理学をベースにしながらも,発達障害児や肢体不自由児,高齢者や認知症患者の認知機能を評価したり,発達支援やリハビリ支援に役立つことを目的として行っている研究なのです。基礎研究がもつ力の実践応用を目指す...これが吉田ゼミ流。

(中国四国心理学会)
 ・仮想現実と擬人化エージェントを用いた視線認知に関する研究
 ・重度障害児の文字・言葉学習における視線を用いた発達支援
 ・身体イメージの左右とその回転に関する研究
(日本心理学会)
 ・身体運動を用いた高齢者の認知機能の評価


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いつもは,実はちょっと頼りないなぁ~(^_^;)と思っている愛すべきゼミ生たちですが,他大学の研究者や大学院生を相手に堂々と発表をしているのを見て,これまたうれしく思いましたよ。
しかも,のびのびと学会発表を楽しんでいるのがすばらしい! いつも外に出て活動している私たちですが,気づかないうちに成長してたのね~と感心しました。


高校とは違って,「研究」という学びを大切にするのが大学の伝統であり,心理学の伝統でもあります。

卒論・修論も残すところあと2か月あまりとなりました。
学生のみなさん,大変でしょうが,がんばってくださいね。応援しています!

(吉田弘司)

2018年11月 2日

2018年度比治山祭

佐藤です。
あの夏の暑さが嘘だったかのように,広島は寒くなってきました。

比治山大学では,10月20,21日に「比治山祭」が行われました。
学生のみなさんの学祭にかける思いは非常に強く,多くの学生がこの日のために準備を頑張ってきました。

いつもは車でいっぱいの駐車場には,出店が立ち並びました。
社会臨床心理学科の学生も,所属サークルの出店などで,販売活動に精を出しておりました。

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教員も学生たちの熱意(販売戦略)に押され,気づいたら両手に一杯の食べ物を抱えていました。
三好先生は,綿菓子を美味しそうに食べていました。幸せそうな表情で私も幸せな気分になりました。
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我らが社会臨床心理学科も毎年出展をしております。

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今回も学科フェローのみんなが頑張ってくれました。
吉田先生の準備してくださった心理実験に,子どもたちも興味津々です。

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学科フェローのみんなありがとうございました。

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秋晴れの下,大盛り上がりの比治山祭でした。
準備や当日運営にかかわった学生のみなさんお疲れ様でした。


さて,一大イベントが終わり,今年も残り僅かとなりました(なってしまいました...)。
この時期になると聞こえてくるのが,「卒論(そつろん)」という,4年生は耳を塞ぎたくなるパワーワードです。
4年生にとってはラストスパートの時期ですね。
辛い時期だからこそ,仲間とサポートしあいながら,ラストスパートがんばっていきましょう。

(佐藤友哉)

2018年9月17日

2018年度フェロー合宿

佐藤です。
長い(はずだった)夏休みもあっという間に終わりを迎えようとしています...。

この夏休み中も社会臨床心理学科では,さまざまなイベントが行われました。
今回は,8月29日,30日に行われた学科フェローの合宿を紹介したいと思います。


まずはフェローの紹介からです。
社会臨床心理学科では,学科のイベントやオープンキャンパスなど,さまざまなイベントを盛り上げてくれる学生スタッフがいます。
この学生スタッフのことを「フェロー」と呼んでいます。
フェローの皆さんは,学科のイベントを(たぶん私よりも...)熟知しており,
学科を盛り上げるために日々頑張ってくれます。
就任1年目の私もこれまでフェローの皆さんに非常に助けられてきました。


今回の合宿は,フェローの研修として,新入フェローとの親睦も兼ねて,来年のプログラムの準備などが行われました。
ちなみに合宿の場所は,去年と同様にみろくの里にある「ツネイシしまなみビレッジ」です。
初日は研修として,来年春に行われる新入生のための交流プログラムで用いる「小道具」を作りました。みなさん,思い思いに紙に数字を書いています。これはいったい何に使われるのでしょうか(乞うご期待)。


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夕食は,これも恒例となっているバーベキューでした。
美味しいお肉をたくさんいいただきました。
肉の減りは,意外に教員チームが早かったです。まだまだ負けないぞ!


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2日目は,これまた恒例のスポーツ大会です。
今回は初めての試みとして「サッカー大会」が行われました。
雲もほとんどない快晴の下でのサッカーだったため,みんなヘトヘトでしたが,
楽しく汗を流しました。教員も身体にムチを打って頑張りました。

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天候にも恵まれ,非常に有意義で楽しい合宿でした。

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夏休みを終えると,比治山祭,卒論(4年生頑張れ!)などイベント目白押しです。
フェローの皆さんも,それぞれのイベントに向けて日々準備を進めています。

フェローの魅力は,学科のイベントにたくさんかかわることができることももちろんですが,
学年の垣根を超えた交流,そして学科の先生方とも交流できることなどもあると思います。

もしフェローに興味がある方がいたら,毎週月曜日のお昼にみんなで集まって「ランチ会」をしているのでぜひ立ち寄ってみてください。

(佐藤友哉)

2018年8月25日

人を幸せにするスキル

実験心理学(知覚・認知心理学)のよしだです。

8/24(金)~25(土)の2日間,広島市のこども療育センターが主催する福祉機器展が,市の心身障害者福祉センターで開催されました。
市内に3つある療育センターを利用している子どもたちとそのご家族,および療育スタッフが集まって,最新の福祉機器や福祉関連技術を見て体験して学ぶイベントです。

福祉機器の展示はそれを専門とする企業さんが行うのですが,その中に唯一,大学から私のゼミが参加するようになって,今年で4年目になります。
私のゼミでは,子どもたちの「遊び」を通して,彼らの認知の様子を評価したり,その発達を支援する試みを,センターをフィールドのひとつとして行わせていただいています。

遊びなんだけど,こんなこともできるよ。こんなこともわかるよ,こんな力をつけられるよ。そして...なんといっても,楽しいよ! (^o^)
毎年夏休みに行われる福祉機器展は,私たちがやっていることを広く関係者の皆さまに知っていただくための大切なチャンスなのです。たくさんの子どもたちがやってきてくれます。

今年は,今,ゼミの4年生が卒論研究で行っている視線入力を使った文字や言葉の学習プログラムを中心に展示しました(下は準備中の写真です)。

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今の大学生世代の若者の多くは,小さいとき,例えば「アンパンマンのあいうえお」のようなおもちゃを使って言葉を覚えた経験をもっています。でも,このようなおもちゃは指でボタンを押して音声を聞く仕組みになっていますので,脳性まひなどで手の自由がきかない子どもは使えません。

以前このブログで紹介したように,私たちは,目で見るだけで,文字ボタンを選べるソフトを作って,生まれつき身体の障害をもっている子どもの言葉学習や文字学習を支援できないかとチャレンジしています。


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もうひとつ,今年は,療育センター内の二葉園と一緒に新しい出し物に挑戦しました。

二葉園は,就学前の肢体不自由児の子どもさんが通っている施設で,ほとんどの子どもさんは自分で立つことや歩くことができません。
そのような子どもさんに対する理学療法に,最近,「スパイダー」という器具が使われるようになってきました。2007年に重症心身障害児の理学療法で有名なびわこ学園の高塩純一先生がアメリカから日本に紹介して普及し始めた最先端の装置だそうです。

これ(↓)がスパイダー。頑丈な金網の枠の中で,子どもさんを4方向から強力なゴム紐で引っ張ることで,重力の負担を軽くして自立させ,その中で関節の動きや身体の重心の取り方などを訓練します。

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私は,昨年の福祉機器展に高塩先生が来られて子どものスパイダー訓練の体験会をされているのを初めて見て,とても感動しました。
普段とても気難しい子どもが,スパイダーでゴム紐の力を借りてぴょんぴょん飛び跳ねる中で,これまで見たこともない笑顔を見せてくれるのです!
全身を思いっきり動かすことって,子どもにとって,こんなに楽しいんだ!
パソコンを使った「疑似的なゲーム」しか作っていない自分を恥ずかしく思いました。

その一方,高塩先生の方は,私のゼミ生が展示していた身体を使って遊ぶゲームを見て,大変気に入っていただいて,「これを使わせてくれ」とのこと。高名な他分野の先生に使っていただけるなんて光栄,もちろん,どうぞ!! (^^)

その2週間あまり後に,びわこ学園から送られてきたメールに添付された3枚の写真を忘れません。その1枚はいつも学生の目に触れる実験室のロッカーに今も貼っています。
それは,高塩先生が療育中のSMA(脊髄性筋萎縮症)の子どもさんの訓練中の写真。スパイダーの中,笑顔で訓練中の子どもの前にあるディスプレイには,私たちのソフトの画面が写っています。
メールには,「これまで頭部保持が1分しかできなかった子どもが,先生のゲームを使ったら30分間可能でした」,「モチベーションと遊びの楽しさの大切さを改めて教わりました」とのメッセージ。

子どもって,気持ちが変わるとすごい力を発揮するのです。

これこそ,「心理」の重要性です!


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だから,今年はスパイダー体験をさらに楽しくしてみよう!...と作ったのが下のリンクのビデオにあるプログラム。

私のような実験心理学者は,ミリ秒(1000分の1秒)以下の精度でコンピュータを正確に動かしながら自然画像を操作して画面に瞬間的に提示するような実験プログラムを作ります。だから,コンピュータのプログラミングにかけては情報工学の専門家と変わらないくらいのスキルはもっているのです。

今回作ったのは,スパイダーの中を画像処理で別世界に変えてしまうプログラム。研究というより遊び(ゲーム)レベルの簡単プログラミングです。
ちょっと協力してよと,集中講義で大学に出てきていた学生たちにお願いしてテストしてもらいました。

【ビデオ】


右下に小さく写っているカメラの映像を,機械認識によってコンピュータが人物と背景に切り分けて,人物だけを残して,後は任意の背景画像と合成しているのです。放送局のようなスタジオがなくてもできるのがこのプログラムの特色。
福祉機器展では,子どもにこの別世界の中で遊んでもらったり,それをプリント写真にしてご家族に差し上げようと企画したのです。

普段,自分で立つことができない子どもさんが,立っている姿を写真にしてみよう。
下のゼミ生の写真を見比べてください。全然違って見えるでしょう? 私の専門は知覚・認知心理学ですが,見て感じることって結構重要で,印象を大きく左右するのですよ (^^)。

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2日間のイベントで,たくさんの来場者に楽しんでいただけました。
夏休みのちょっとした思い出として,ゼミ生が写真を撮ってプリントしてご家族に差し上げます。

そんな中,今はもう高校生になる障害児さんのお父様が,帰り際,「初めて娘と並んで写真が撮れました。いい思い出になりました!」と笑顔でおっしゃった。私も子をもつ親のひとり...じんと胸が熱くなりました。


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センターのみなさんに「すごい人気ですよ」と褒められたのもうれしかったのですが,2日間のイベントが終わって私たちが帰るとき,まだ後片付けが残っていて大忙しのみなさんが,全員いったん手を止めて,私たちのために集まってくださった。

お互いが感謝する関係。私たちには共通の目標がある。
子どもたちを喜ばせたい,幸せにしたい。その思いが家族や我々支援者自身の心も温かくする。
そして,そんなご家族や支援者の姿が,さらに子どもたちを成長させる力となるのです。

現場の皆さまと共感する。
人間って,どうすれば楽しんでくれるのか,喜んでくれるのか,幸せになってくれるのか。
それを実践する術を身につけてほしい。
そのためには,こんな経験こそが,学生たちを育ててくれると信じてる。

どんな教科書にも,決して書かれていない「人を幸せにするスキル」
授業だけでは教えられません。でも,参加した学生たちはそれを学んでくれたはず。朝から夕方まで立ちっぱなしでくたくたなのに,みんな充実した笑顔でした (^^)。

皆さまに,心から感謝。

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(吉田弘司)

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